おむつ替えポーチが商品になるまでの流れ

アイデアを思いついてから・・

思いついたとき、我ながら「便利やーん!」と納得してしまいました。子供から目を離さず、効率よくおむつ替えが出来るんですからね。

 

以前から発明学会の会員なので、特許とれるのかな?と思い学会に相談しました。日時は限られていますが、面談で相談できる日もあります。

 

しかしうちは兵庫県・・そんな東京まで行ってられない。 そこで自分なりに特許願を本を見ながら書いてみて、それを添削してもらうことにしました。何回かのやり取りの後、書類が出来上がりました。

 

試作品製作

アイデアの構想は練ったけど、実際に形にするのに何度も試行錯誤を重ねました。幸いミシンは苦手ではなかったことから、100円ショップで、はぎれを買って来ては細かい修正を行いました。

 

商品として世に出せるかもしれないと思えるところまで実際に試作品を製作しました。

 

発明展へ出品

(一社)発明学会の会員となっている私は、毎年行われている一大イベントである「身近なヒント!発明展」にオムツ替えポーチを出品することにしました。

 

これには書類選考による一次審査があり、約1500点の中から上位約100点が二次審査に進みます。

 

二次審査は発明学会ビルにおいて、実際に発明品の展示が3日間行われ、 アイデア品に興味のある会社の方や、一般の人も見に来られます。

 

そこで「良いな」と思われる作品に来場者皆さんが投票され、その結果で「大賞」「優良賞」などが決められます。

 

すでに試作品も製作し、特許出願の準備もしていたことから、二次審査に進んだ時には出品の準備は出来ていました。

 

発明展で優良賞に

身近なヒント!発明展で2次審査に進んだ約100点の中から、優良賞に選ばれました。

 

3日間開催されたうちの1日は、私も会場に立ち、見学に来られた方々に展示作品の説明を行いました。

 

特に子育て経験のある女性や、お孫さんが生まれたばかりと話されていた女性は、発売は決まっているの?これなら安全だし便利ね〜と、お声かけいただきました。

 

企業への売り込み

是非これを世の中に出したいと思いましたが、自分で 製造販売するノウハウも資金もありません。

 

これは、製造販売が出来る企業に売り込もう!

 

と、自作の提案企画書をベビー用品やエプロン・ポーチなどを扱っている会社に送付しました。

 

結果、15社送りお返事を頂いたのは8社でした。

 

お忙しいところ、開封しお目通し頂いたのは大変ありがたいことです。

 

提案企画書に関して

写真は必須です!

 

これはお見合い写真だと思ってください。

 

かなりの枚数を納得いくまで撮影しました。明るさなどは後でも少し修正しました。

 

もちろん、見栄えのよいものを一番に載せました。

 

また、発明品の特徴が分かりやすいように、箇条書きでまとめました。

 

  • アイデアのポイント
  •  

  • 発想の動機
  •  

  • 従来品との比較(従来品で不便だったところ・この発明品により改良されているところ)等です。

写真を含め、これをA4用紙2枚にまとめました。

返信用の官製はがき

企業の開発担当者の方々は普段からお忙しいことから、このような外部提案を検討するなど大変迷惑なことです。

 

それにもかかわらずお返事を頂けること自体、珍しいことで、普通 はお返事はいただけないものらしいです。

 

ですが、提案する側としては、どういう理由でお断りなのか知りたいのが本音ですね。

 

そこで、お返事を頂ける確率を上げる策として有用なものをご紹介したいと思います。

 

それは、、、
返信用の官製はがきをつけておくことです。

 

もちろんそれには、相手方が短時間で書きやすいようレイアウトをしておきます。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

この度は提案企画書を最後までお読みくださり、ありがとうございました。
(・・のようなお礼文)

 

お手数をおかけしますが、下記のあてはまるものにチェックをつけ、
ご投函くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

□興味があるので連絡がほしい
□興味がない
□外部からの提案は受け付けていない
□その他(                  )

 

ご担当者様:

 

ご連絡先:

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

上記のような内容を書いておくと、良いのではないかと思います。

 

はがきの表面には、宛先として自分の住所・氏名を記入し、企業側がすぐに投函できる状態にしておいてくださいね。

興味があるとのお返事

お返事を下さった会社のなかに1社、興味があるので連絡がほしい・・にチェックをつけて返信くださったところがありました。

 

電話をしお伺いの日時を決めていただきました。

 

まずは会って企画を見て頂くことで、話が進むかもしれません。

 

私は電車とバスを 乗り継いで4時間半かけ訪問しました。

 

雪が舞う寒い日だったことを覚えています。
(ちなみに、普段は雪が降るような土地柄ではないところです)

 

企画をお話し、その後布の商社さんでデザイナーさんを交えてお話させていただきました。

 

が、紆余曲折あり計画は頓挫していしまいました。

発明学会ネットショップで

何事も順調にはいかないものです。

 

今回の件は残念でしたが、その後、縫製のお仕事を引退された方と知り合いになることができ、その方に縫製をお願い出来ることになりました。

 

工場に頼んで製造してもらうと、最低でも100コからとなります。

 

製造費用もかさむことから、数個の発注で信頼出来る人に頼めるのは大変ありがたいことです。

 

発明学会ではネットショップで会員の商品を販売できる制度があります。
商品を預けておけば、決済や郵送などはお任せできるので、出品者は企画製造に専念できます。

 

ちなみに出品手数料は販売価格の3割です。

 

ですので、現在は発明学会ネットショップにてこの商品を販売しています。


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